Can't take my Eyes off …Who?

There's nothing else to compare

忍ばずわっしょい!

さてうっかりなんでこんなことになってるのかよくわかんないしどこ向けに書いてるのかさっぱりわかんないけど自分の記録のためにも書くよ!のちのち振り返ったときに楽しそうな自分のテンションは楽しいので…w

ニンニンジャーに、ハマって、いるよ!!



私の中で掲げてるおたくとしての看板はジャニーズと特撮ではあるんですが、特撮の方はかなり範囲が狭くて、いわゆる東映ニチアサSHT、それもどっちかといえばライダーびいきできてたわけですよいままで。原体験的なところはいくつかあるし*1、なんならあの枠見はじめたのは戦隊きっかけではあったけど*2わりとずっとライダーのおまけくらいのテンションで見てたんですよ。まぁそれでも多少の好き嫌いはもちろんあったし、むしろアクションというか殺陣に関しては戦隊の方が好きなときも結構あったけど、にしてもこのテンションでキャラまでハマったのはじめてだよ…

なんかねーなんだろなー、最初の方はそんなでもなかったと思うんだけど…
たぶんスイッチ入りはじめたのは9月あたりで、夏休み前から溜めてた分を見はじめたらちょっとよくわかんないくらい面白かったんだよねw だってなんかもうさぁ~、バカなんだよ!もういちいち「バカなのでは…?」って思ってないとツッコミが追いつかない!たのしい!多少の起伏はありつつも大体バカ。ただバカなのは話の中身の面が大きくて、根本的にキャラクターはそんなにバカではないしなんならほぼ全員自己認識がかなりしっかりしてるという…まぁ戦隊のキャラクターはいつもだいたいそうかなぁとは思うけど。こーれがライダーだと、お前それ本気で言ってんの?!みたいなヤツばっかりなので…w

たぶんセオリーとしては今までの戦隊からそこまで大きく外れてるわけではないんだよね。そもそもスーパー戦隊はライダーに比べると1年通しての展開にしろ各話ごとの構成にしろ、フォーマットはだいたい確立してるので基本はそれに沿うわけだし*3だからこそいつもそんなに深入りしなくてもそれなりに楽しいんだよ。じゃあなんで今年はそんなバカ…愉快なことになってるって、たぶん「忍者」っていうモチーフが話のいち要素でしかない、要するにモチーフが世界観ベースに特に影響を与えてないからじゃないかなって。
子供の頃はともかくとして、私がきちんと視聴済なのはリアルタイムで見はじめたゲキレンジャー以降の作品くらいなので過去の前例を大して網羅してなくてアレなんだけど、少なくとも私が知る限りでモチーフの使い方がなんかちょっと…ちがくない?って感じなんですよ。例えば凪は最初の方で公務員やりながら忍者を続けるのが夢、とか言ってるし(半分趣味っぽいけど)就職のために資格取りまくってるし、なんか妙にこっちの世界と地続き感があるんだよね…。あと霞も理系の女子大生のようですが、最初からずっと科学者と忍者の両立を目標に掲げてる。そしてなによりこれ考えついた人おかしいんじゃないかなと思うのは、八雲は魔法使えるから。忍者だけど。要するに生まれは忍者の家の生まれで忍術の修行もしてきてるけど、本人の志としては魔法使いを目指している、的な?なんていうか全体的に職業選択の自由が保障されてるっていうか、「忍者」が「実家の神社」くらいの扱いになってる感ある…そこに更に魔法とかぜんぶ妖怪のせいとか宇宙人とかアメリカ人とか絡んでくるから余計わけがわからない。…そういえば、妖怪ハンターってお仕事なんだっけ?
それからキャラクター的なところで言うと、ジャニヲタならだいたいどっかで聞いたことあるような言葉だと思うんですけど、「兄弟のようで兄弟じゃない」関係が絶妙なのかな、って…要するに当初から公式にもアナウンスされてたけど史上初の「いとこ戦隊」なんですよねこの人たち。なんかこう幼なじみのようにお互いのことをよく知っているけど、兄弟以上にときたま容赦がないし、でも身内的な甘えが強すぎるほどでもないので絶妙に拗れずに仲良くやってるのがかわいすぎる。あとお互いの呼び方がかわいい。これたぶん作り手も相当意識してるんじゃないかと思うけど、全員微妙に呼び方が違うんだよね。基本年下のことは呼び捨てだけど霞はちゃんづけでしかも風花のことは「ふーちゃん」*4なのがかわいい。「風ちゃん」ってより「ふーちゃん」って感じする。年上に対する呼び方はまちまちだけど、凪の「タカちゃん」「やっくん」*5呼びはいとこ同士っぽい距離の近さがあってかわいいし、八雲の「タカ兄」「霞姉」とかさぁ…八雲はクールぶってるけど基本お坊ちゃま育ちの甘えん坊っぽいのはちょいちょい出てるしその片鱗がある気がしてニヨニヨするよね。たまらん。唯一血縁のないキンジはまぁ追加戦士の例に漏れずだいぶ変なヤツだしあまり参考にはならないけどw そもそもキンジの加入前後も、打ち解け度の指標として呼び方がキーになってましたね。あと旋風パパが実子の天晴と風花の前では「父さん」、八雲たちがいるときは「おじさん」って自称したり、好天おじいちゃんのことはふだんは「じいさん」って言ってるけどおじいちゃんとふたりのときだけ「父さん」って呼ぶのも、あーこういうのあるわぁ~って感じで好き。まぁ作劇としては基本といえば基本だけど、そういうとこでリアルな身内感が出るような気がする。

あとまぁおたくっぽい話をすると、個人的にここ数年は特撮に対してかなりゆるいおたくになっていたのでインタビューとかもあんまり読まないしスタッフとかもそんなに気にしてなかったんですっかり失念してたんですが…こう、あーこれニンニンジャーハマるなぁって思った頃にふと気付いたのがこれ、東映のチーフプロデューサーが武部直美女史なんすよね…。もうなんかほんと意味がわからないんだけど、リアルタイムで私が思い入れる作品だいたいこの人なんだよ!!仮面ライダーキバ仮面ライダーオーズな!!ちなみにゴーバスターズは嫌いじゃなかったけど仮面ライダー鎧武は悪いけど確実につまんなかった…けど…でもなんかもうこれは観念したほうがいいのかなぁと思ってはいるw なんかこの人一部のオタクの評判はすこぶる悪いみたいけど、正直批判するほどの作風も何もないとは思ってはいるのでどうして私はいちいち彼女の作品にひっかかるのかさっぱりわからんのだけど。ただとりあえず彼女の致命的な欠点はひとつ思ってるのがあって、年間構成が基本下手。ライダーにしろ戦隊にしろ一年間話を続ける以上なにかしらのストーリーの“縦軸”となるものがあるわけだけど、今までの彼女の担当作品はその“縦軸”の構成がね、ちょっとイマイチなんだわ。キバもオーズも盛り上がるまでが長い、ゴーバスは折り返しで盛り上がったあとの設計がダメ、鎧武の中盤のダレっぷりは言うに及ばず。たぶんさ、“縦軸”って大抵の場合は話を引っ張る“謎”となるものだけど、例えばそうね、ゴーバスなんかは途中で一旦謎の答えが分かったあと、次の“謎”の提示が上手くなかったのがねー。一応言っとくけど個々の話は好きなのいっぱいあるよゴーバス。ただこう、個々の話のもうひとつ上の階層の大枠がよくわかんないままだったから、どう盛り上がるんだろうワクワクみたいなのがあまりなかったなぁというのが後半全体の印象になっちゃってるからさ。
その点ニンニンジャーはすげぇよなって思うのは、謎とか基本ないからな!!いや一応「終わりの手裏剣」がどうとかおじいちゃんの意図とか、わからないところはあるけど、それ別に話に関係ないじゃん?もうそういう謎解きみたいなことを一切話の中でしてないじゃんw 九衛門絡みとか、ちょっとアレ?って思ってもサラっと喋るかスルーするかだしさ!?あとはアレか「ラストニンジャ」が誰になるのか?とかもさーべつにあの6人だったら誰でもいいじゃーん?個人的には本命:天晴・対抗:キンジ・単穴:風花だけど、まぁ誰でもいいしなんなら全員で一人前!みたいなのでも全然いいよw なんか立ち上げ段階の初期はその“謎”の無さが若干引きの弱さにもなってた気もするけど、一通りのキャラとアイテムが揃っていろんな要素がノってきてからは余計なことに気を取られずに個々の話を楽しんでればいいのですっごいラクだしすっごい楽しい。ほんと軽率に楽しい。これ多分なにが良いって、“謎”があるとその“謎”に関心を持てるか否か、あるいはその答えが好みか否かで作品全体のモチベーションとか最終的な好みが左右されちゃうことがあるけど、その段階で勝負しないからキャラクターの良さに集中できるのもあるね私の場合。武部女史がどういうつもりでこうなったのかはよくわからんし脚本の下山さんの作風の比重も大きそうではあるけど、年間構成が下手なら年間構成とか考えなきゃいいじゃん!みたいな開き直りかもしれないと思うとすごいヤバイなって思うw あと下山さんにしろ毛利さんにしろ、個々の話がちゃんと面白いからさ…バカだけど…その話のテンションに合わせて演出陣もさー中澤監督とか竹本監督とかめちゃくちゃ楽しそうじゃん、画がw まぁもう残り話数も少ないのでこっからいろいろたたみにかかるだろうし最終的な印象がどうなるかは最後までわかんないけど、だからたたむ要素がそもそもほとんどないわけですしおすし…個々の話のクオリティが下がらなければだいたい大丈夫だろと思ってるんで。


あともういろいろしゃべりたくてしょうがないので各キャラの話をします。一応公式も貼る。

キャラクター|手裏剣戦隊ニンニンジャー|テレビ朝日
http://www.tv-asahi.co.jp/ninnin/character/


アカニンジャー / 伊賀崎天晴
「自慢じゃないけど、あいつらより頭使うの苦手だからな!」
あっぱれと書いてたかはる。みんなのレッド。みんなのタカちゃん。戦隊は基本チームのヒーローとはいえなんだかんだでドラマの中心になるのはレッドだしだいたい一番強いのもレッドだし、その点ではご多分に漏れず、なわけですけども。なにげに1話より前にひとり修行の旅に出てたためにまわりよりも強いみたいな裏付けがあるのがちょっとしっかりしている気がする。番組が。序盤はよくあるタイプの天才型バカレッドのような感触もあったし実際本番に強いとか本能とか反射で強いような話もあったけど、 比較的早い段階で協調性を覚えたし、もともとお互い仲の良い子たちなので安心して見てられるよね…。引用した台詞は忍びの20「ザ・超絶!ライオンハオー」からですが、これの前に「自慢じゃないけど、あいつらより長く修行してたからな!」と入ります。まぁ修行の旅って何やってたのかあんまり語られてないけど…道場破りかな…。唯一のヒントは修行時代に出会ったという美人忍者のキキョウさんだけど、でもまぁ彼女の登場でわかったことはといえばこの人マジで人たらしだよね!ってことくらいである。知ってた!バカだし基本勢いだし言語能力貧弱だけど、煮詰まったときに違う可能性を考える視野の広さもあるし、自分は強いと自負しつつも苦手なことは誰かに任せる度量もある。バカだけどいつも間違ったことは言ってない。大切なことはすべて鉄之助さんが教えてくれるね!妹の風花からはさんざんバカだの手がかかるだの言われてはいるしなるほど思考回路はほぼ5歳児(メイン視聴層)レベルかなって感じではあるけれど、でもいざとなったら風花に対してちゃんとお兄ちゃんの顔するところもズルい。
演じる西川くんは最初はまぁ~お芝居へったくそだったし今もそこまで上手くはないよなぁと思うんですが、夏以降短髪になったのもあって顔つきがシャープになっていてとても良い。てかやっぱり序盤の芝居のぎこちなさと天晴のキャラが明るいバカ系なのとであんまり気づいてなかったけど、真面目な顔をすると、うわっめっちゃかっこいいじゃんこの人、って…その表情に一旦気づくともうダメだったね私w クッション叩きつける回数増えたわマジでw あともともと運動神経も良いらしい上に身体も鍛えてるようで、アクションも良いです。他の子もわりとみんな動けるんだけど、西川くんの場合なんか気迫の乗っけ方にレッドらしいかっこよさがあって、説得力としてはそれでじゅうぶん。


アオニンジャー / 加藤・クラウド・八雲
「必ず乗り越える。タカ兄の壁なら、なおさらだ!」
知的でクール・参謀タイプのサブリーダー…と、一般的に想定される“かっこいいブルー”の要素をだいたい持ってるしなんならレッドのライバルポジションでもあるはずなのにどうしてああもいじられるのか。先に言っておくけど一応私の推しキャラ、なぜなら顔がかわいいから。まぁどうしていじられるのかの答えはだいたいわかってて、まず「イギリス帰りの魔法使い」って設定からおかしいからだよ!アイデンティティがほぼ「イギリス」と「魔法」で占められてるからだよ!このうえ天晴にムキになり霞にいいように使われキンジにムキになり…とかやってるからだわまったく。そう考えると別にクールでもねぇな。そもそも「忍術」と「魔法」の違いってなに?とかなんにも説明されてないしね?なんとなく杖使って逆さこt…呪文唱えるのが魔法かな?って感じだけど?このあたりは繰り返しになるけどほんとうに考えついた人はバカなんじゃないかって思うわ。てか一応ビジュアル的になぜかどんどん明るくなる金髪*6とか常に目元が赤く見えるほどしっろい肌とか、西洋の血が入ってるって言われたらそんな気もするけど、毎度イギリスネタが出るたびに風花ちゃんがこっそり「やっくんイギリス人じゃないし…」って丁寧にツッコんでくれるのでたぶん違うんだろな…加藤だしな…。ただそんな西洋かぶれのくせにマザコンっぽいのはいったいどういうことなのか。みんな身内だから別に取り繕わなくていいのかなぁ…?それでもなんだかんだで霞と並んでの頭脳担当で、なんかあるとみんなとりあえず八雲と霞に聞くよねw でもそれはそれとして遠慮無く他の子にも、番組的にもいじられるところが…つってもやっぱりみんな仲が良くてツッコミあえる関係だからこそってのがあるので、不快感がないのはとても良い。
演じる松本くんはまぁだから顔が…かわいいので…彼もあんまりお芝居は上手い印象ないんだけど、最近気付いたけどたぶん滑舌でめっちゃ損してる。だいぶ舌っ足らずw なんか八雲のぽんこつっぽさって当初の設計部分もあるだろうけど、松本くんのあの滑舌のせいもかなりある気はしてきたよね…「水の術」とか半分言えてないし、「つるつるツタの術」がたぶんいちばんやばい。…表情がつくときは良いんだけど変身後は顔見えないから余計。変身前は基本クールぶってるベースの上でなにげにころころ表情が変わるところが面白いしかわいい。あと足元中心に動きも最初から良かった気がする。


キニンジャー / 松尾凪
「ここには参考書よりお手本になる、みんながいるからね」
戦隊における年少キャラのテンプレっていくつかあると思うけど、例えば天真爛漫な天才型とか、年長に反発してる思春期型、とか?1話の最初に印象付けられたのが「いくつになってもいたずら小僧は変わんないな!」って言われてる台詞だったんで、こどもっぽい天真爛漫なタイプかなぁ~?って思ってたら資格マニアとか公務員志望とか言ってるのとイマイチ結びつかなくて私がいろいろ腑に落ちるまでちょっとかかった方なんだけど、なんか見てるうちにわかった。これたまーにジャニーズの年少メンバーにあるやつw いっちばん下から見てるが故に、お兄ちゃんたちが思ってる以上にお兄ちゃんたちのことを冷静に捉えてるとこがあるし、ある意味現実主義的でもあるっていうか。まぁジャニーズのひとたちと違うのはお兄ちゃんたちの方も凪のそういうまわりが見えてるところ、気が利くところを普通にあてにしてくるとこだけど…そういうとこは戦隊としてしっかりしてんだよな…。参考書を読んだり最近だと古い文献を持ちだしてみたり一応は策を練って行動してたりもするんだけど、天晴には「イケイケドンドン組」に分類されてるあたり本質的なノリの部分は天晴寄りなのかな。てか気が利くは利くんだけど、たぶん気持ちを慮ったり先を見通したりするのとはちょっと違うんだよね…どちらかといえば「観察眼」って意味での視野の広さであって、その後の展開とか結果とかたぶんあんま考えてないw だから意外とツッコミが雑っつーかあまりにどストレートだし、言ったあとの事を基本的に考えてないじゃん?じゃなかったら本人に向かって「さすが裏番長!」とか言わないw それでも懲りずに色々言えてるとこはあの子たちの仲の良さの象徴っぽくてかわいいけど!
演じるのはなかむらかいとくん、ってどっかで聞いたことある響きですけど、こっちの嘉惟人くんは98年生まれの17歳なのであっちの海人くんの1コ下だよ!お年頃の割にビジュアルもそこまでブレてないけど、身長は伸びてんのかな?公式だと170ないことになってたけど。お芝居は最初はだいぶ子供っぽい方向が強かったけど凪の多面性が出てくるにつれちょっと印象は変わったかなー。アクション的には忍者一番刀の扱いがめちゃくちゃ上手いよね?気づくとふつうにくるくるっと回してたりするのがかっこよくてびっくりする。


シロニンジャー / 伊賀崎風花
「お兄ちゃんのめんどうはまだ私が見ないとダメだって、わかったからね」
華のNJK(忍者女子高生)にしておれたちのいもうと!いやごめん天晴の妹だけど…しっかりしているようでドジ、お兄ちゃんには素直になれないお年頃、花も恥じらう高校3年生!…ごめんってば。ていうか4年もいなくなってたお兄ちゃんに対してどう思ってるのかとか特に触れられないままずーっと進んでるっていうかそこらへんはマジで適当だけどこの番組、それ以上にこの子の妹力が高すぎるからどうでもいいかなって…。凪には「この兄にしてこの妹あり」って言われたこともあったしノリはじめるとほんっと勢いで走っちゃうから、ずっと風花こそイケイケドンドン組だと思ってたけどどうも天晴的には「じっくりじわじわ組」らしい、けど、ちょっとそこはよくわからんね?天晴から見たら慎重派に見えるのかな?だとしたらそれだいたい天晴のせいだと思うけどね?絡みとしては実際はお兄ちゃんよりは年下組で戦闘スタイルも似ている凪とのコンビネーションが比較的多いけど、凪に対してちょっと上から目線で命令したり画面の隅でちょいちょいどつき回したりしてるのが、あーいるよねこういう小学生男女!って感じw いや高校生だけど!精神レベルの描写が全体的に小学生だからさ!なんかあの年少ふたりはお互い自分がツッコミだと思ってそう…たぶんどちらかといえば風花の方が天然モノだろうけど。メンバー内では唯一のモラトリアム期というか明確な目標設定がなくてある程度の常識感覚がある子なので、いちおうは比較的視聴者目線に近いキャラってことになってはいるけど、結局随所に伊賀崎の血を感じる天然モノですよね…あの抜けてるとこなんかはちょっとお父さん似だよなたぶん。天晴はおじいちゃん似じゃん?
矢野ちゃんは何よりあの鼻にかかった声がいいね。あの声で言われる種々様々な「お兄ちゃん!」が最高だよな。…ごめんってば。お芝居自体は凪と同じくすごい子供っぽかったっていうか子役っぽかったけど比較的早い段階で安定した感じはある。ノリだした時の勢いがあるときのお芝居がホンットに楽しそうでかわいい。アフレコも含めて。アクションはまぁ女の子なので男の子とは運動量は多少違うけど、もともと踊れる子らしいだけあってリズム感はあるかんじするね!


モモニンジャー / 百地霞
「科学者もラストニンジャも、欲しいものは全部取りますので」
知識量豊富で分析力に長け、かつ好奇心旺盛で適切な判断力もある頼れるお姉さん…には、間違いない、んだけど、同時に正面から相手のMPをガツガツ抉ってくるド天然毒舌お姉さんでもありますね…まーたあのきれいなまあるい猫目をぱちくりさせながら言うもんだからダメージ倍増する感あるw しかも策略っつーか作戦としてわざとやってる時と、ほとんど無自覚で心ないこと言ってる時と両方あるのでなかなか始末に負えなくてつよい。こわい。あとさぁ戦闘能力的にもさぁ、基本的にスーパー戦隊は男の子の番組であるからにして一番強いのは男の子で中でも主人公であるレッドっていうのが定石だし今回もなんとなくそういうことにはなってるじゃん?にも関わらず、折にふれて実は最強なのでは?と囁かれてるのがこわい。つよい。まぁオレがオレがで競い合ってる男子陣に比べて、自分の強さを誇示したり手の内を晒したりしないから底が見えないってのもあるような気はするけども。あとたぶん隙がないのも大きそうかな、行動原理がおじい様への憧れとそこからスタートした将来設計だし、ほとんど芯がブレなくて精神的に安定してるので明後日の方向の不意打ちでもない限り揺らがないよねぇ。もうこの人たち風花も含めて女子の方が精神年齢高くて、だからそういとこ全体的に小学生っぽいんだってこの戦隊…w あとこういうきれいで賢いお姉さんタイプの女子戦士っていそうなのに最近あんまいない気がするけど、私が幼女だったら強くてきれいな霞ちゃんは憧れとしてすごく正しいお姉さん戦士だなぁと思うよきっと。そういう意味ではターゲット層にすごく的確なんじゃないかなー、女の子だって戦隊見るもんね!服装は東映クオリティのダサピンクが多いけど、ピアスとネイルがちょこちょこ変わってるのも女子力高くて良いしね。手裏剣ピアスかわいい。
花純ちゃん…ってややこしいね、山谷さんは今回唯一見覚えのあった子でした。「ファーストクラス」(続編の方)の小悪魔系少女ね!ちょうどあれ終わった直後くらいに製作発表で、どんなもんかなぁと思ってたけどなんかもう芝居もアフレコもアクションもダンスも全部ダントツ安定してたわ。さすが。ちなみにフォーゼ冬映画のルビーちゃんは後から知ったけどあんまり覚えてないし*7SHARKは未だにまったく思い出せないけどまぁいいやw 何やらせても霞ちゃんが受けると場面としてちゃんとする感じが最初からあるのは、やっぱりキャリアなのかなー。


スターニンジャー / キンジ・タキガワ
「あっしは本当に、いつもいつも愚かでございやす…!」
追加戦士なんてものはだいたいわけのわかんないヤツばっかりだけど、それにしてもほんとうにわけがわかんないアメリカ人だよ!なんなんだよ!妖怪マニアの妖怪ハンターで時代劇と落語好きの忍者志望で元お手伝いの元刺客でえっとあと何だ?カウボーイはたぶん格好だけだよな?そんな愉快な出で立ちと趣向盛り盛りのくせに、天涯孤独のトラウマ持ちだしメンタル弱いし…なんなん…つってもそこまでならギャップとか二面性があってオイシイキャラみたいな話にもなるんだけど、真面目で深刻っぽい芝居の直後でも変身して戦闘に入るとすーぐヒーハー!とか言い始めるからたまにこのひと人格分裂してんじゃないかな?って思うんだよ!ほんとうにわけがわかんないよ!なんなんだよ!なんかさー和風モチーフの戦隊の追加戦士が海外出身みたいになるのはわからんでもないのだけど、だからってアメリカとイギリスぶつけて発音でモメてんのとかもマジどこ向けのネタだよって感じだよ私は楽しいけどw 結局他の子はみんな同じ一族出身で出自としての背景とかもほとんど一緒でお互いのこともある程度わかってるって関係の中で、少し凝った事情とか違う視点とか持たせようと思ったらまぁぜんぶここにおっかぶされてくのはしょうがないし、番組の方向性考えたら戦闘時はテンション高めに行くのが正解なのはわかるんだけど、それにしてもなかなか無茶苦茶な力技で成り立たせてるキャラだよな…いや成り立ってんのかどうかもはやわかんないけど!?しかもメンタル弱い甘ちゃんだから大体忘れてるけど一応最年長だし事情も抱えてるしで、ストーリー的に少し含みも持たせなきゃだしな…ほんとわけわかんないのになんやかんやで愛されてるからほんとうにすごい。私から言えることはそれだけw
多和田くんは名前だけは聞いたことあるなーと思ったら案の定のテニスだし案の定の鍋だったw ほんっとこのむちゃくちゃなキャラが成り立ってるのは多和田くんのお芝居の振り幅と愛嬌があってだわ。またあの扱いづらそうな武器とかCG合成とかいろいろ難しいことも要求されてる気がするけど基本ソツなくやってるもんね…てかちょっと痩せたよね?アロハ着始めたあたりから髪型変わってるのもあるけど顔がすっきりしてさらにかわいいし美形。あーでも意外とアクションはそんな上手い印象ないかもしれん…手足が長いから見慣れないだけかもだけどw


あと旋風パパとか鉄之助さんとか九衛門とかのことも色々言いたいんだけどこのへんにしとく…
そして私はこれから書籍等々の資料収集を開始しますね今更だけど!それからはじめてのGロッソ通いも始まってるので出来る限り駆け抜けるよ!いやーたのしい!すまんね!

*1:日本でジュウレンジャー見ててアメリカで初代パワーレンジャー見てたのは定期的に自慢して行きたい

*2:川野直輝がゲキレンジャー出るって聞いたから

*3:近年だとゴーカイジャーとゴーバスターズあたりは割と冒険してたのかなと思うけど

*4:実は初期はちょっとブレてたけどね!

*5:こっちは風花も言ってるけど

*6:まぁSHTにおける茶髪・金髪キャラの宿命というかあるある

*7:というかあれは監督の撮り方にキレてたので…