Can't take my Eyes off …Who?

There's nothing else to compare

視聴ログ(特撮編)

4月末~5月末くらいまで、この際だからいろいろ見ようキャンペーンを自分の中で開催していたので見たDVDとかの話をまとめて。ごった煮にしようかとも思ったけど分けます。
特撮編は2013年から2015年あたりの作品ばっかです!


ニンニンの下山さんのインタビューでVS書くのが4作目とか言ってて、たぶんこれが数に入ってたんだけど、えっとこれVS扱いでいいの?w ちがくない?いや面白かったですけど。戦隊的な(あえてゴバスではやらなかった類の)おやくそくと、VS映画っぽいおやくそくが明後日の方向に爆発していてとても面白かったですけどw もうあのノリなので敢えてツッコむこともないんだけど、ヒポポタマスはいったどうしたんだ。ヒ、ヒポポタマスって!あと陣さんは40歳には見えないけどね!しょうがないね!逆にっつーかリュウジさんが違和感なさすぎたんだけどそれたぶんばばりょだな。中の人が漏れすぎw


まぁトッキュウはそんなに思い入れもないんだけど、荒川史絵監督がどんなもんかなっていうのに興味があったので。結論からいうとう~~~~んちょっとなぁって感じ…まぁ話がちょっと複雑なのもあるんだけどたぶん。なんかこう、タイムパラドックス的なところがちょっとよくわかんなかったんですよ。どっちが本来の世界線・時間軸なんだろうというのが…ってそれもたぶん監督の見せ方の問題でもあるんだろうけど。なんか荒川監督に限らずなんだけど、ことSHTにおいて特撮を撮りたくて撮ってる新人監督って特撮(アクションとかロボ戦とか)以外のドラマ部分の撮り方がイマイチになりがちだよね。最初から良かったのって柴崎監督だけど、あの人の場合はどっかのインタビューでライダーやるようになったのは流れでしかないみたいな話もしてたし。そういうことだよなぁと。あんまり細かい話をしても仕方ないんだけど、とりあえず本作の荒川監督の場合はつかみですよつかみ。最初の、大人になったトカッチたちが待ち合わせしてるとこのつかみがなさすぎっつーか、状況を画で見せる工夫がなさすぎじゃん?じゃあどうやって子供のときと差別化すんだよってなると難しいというか結局トッキュウジャーの設定自体がどうなのって話になるのはだから私があんま思い入れないからって話に戻るんだろうけど。もうちょい頑張ってほしいっすね荒川監督。


めーっちゃダラダラ見てたんで映画館で集中して見てればもしかしたらもう少し評価は違ったのかもしれないんだけど、悪名高い春映画の中でも*1トップクラスにつまんなくないですかこれ…w すごい。よくこんなんやってたな。私はゴバスもウィザードも、要するにヨーコちゃんも晴人さんもそれなりにちゃんと好きなんですけどなにせギャバンに思い入れも知識もほとんどないからな!どっかでなんかの本編出てたような気はするけどあんま覚えてないのでやっぱこういうのはリアルタイムで見るのが大事かも…な…しかしそれにしてもとっ散らかっている。途中で鎧くんも絡んでくるので余計とっ散らかってる気もする。でもなんだかんだそのとっ散らかりっぷりを開き直った感じの終盤のいろんなとこからいろんな人が出てくる展開は楽しかったし最終的には全部本田博太郎だわ。本田博太郎のあの文字通りの怪演で全部許せる気すらする。全部持ってく。本田博太郎すごい。


鎧武/ガイム外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン [DVD]

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斬月

鎧武で意味わかんなかったことってそれはもう数えきれないほどあるんだけど、その中のひとつ、呉島家の親が出てこないのがほんっとマジで心の底から意味わかんなかったんだけどここで出るのかよ、っていう。しかも寺田農ってええええ園咲さんちじゃん…いやまぁキャスティング的にもライダー文脈的にもこの上なく説得力はあるけど、でもさすがにあの年で…?光実…?みたいな気持ちにはなるw 設定年齢いくつだか知らんけども。つーかそもそも鎧武は中盤辺りのダレまくってた時期とか何やってたかほとんど覚えてないんで、この話が本編のどのタイミングで挟まってる話なのかも正直良くわかってはない。まぁわかってたところでどうって話でもない気がするけどこれ…突然プロフェッサーの出自が判明したのとかも突然にサラっとしててびっくりしたし。まぁプロフェッサーのことなんざ本編でやる必要ないけど、やっぱ呉島兄弟のバックグラウンドでありユグドラシルの根幹描写として呉島天樹の話は本編でやっとくべきだったのでは疑惑が…うーん…。別にこの話自体を本編に組み込む必要はまったくないけど、呉島天樹は出しとくべきだったんじゃね?っていう。ゲストの岩田さゆりは久々に見たけど上手いね。さすがっすわ。しかしあのリンゴアームズは何回リペイントされてんだろw

バロン

おいただの小林豊がいるぞ!もうなんかバロンのためっつーか小林豊のための話じゃんこれwww すごいwww 小林豊とそのファンへの作品とスタッフからのご褒美みたいな話だよ!実際途中までバロンおよび戒斗じゃなくてシャプールの話なんだけど、途中でちゃんと方向転換してチームバロンと戒斗の話に持ってってるからそこは毛利さん偉い。さすが。まぁだいぶ強引な感じはあったけどw しかしほんとにシャプールと戒斗の落差がすごすぎるもんだから余計に戒斗がめちゃくちゃカッコよく見えて、おかげでメイキングを見てやっとあっそうだこの人運動できない人だった!!っていうのを思い出すというw いやーアクションがんばったよ!カッコよかったよ!!ただ相変わらず戒斗の言ってること自体はイマイチわっかんねーけどな!あとゲストの河相我聞がいい感じにうさんくさくてたいへんよろしかったです。


デューク

デューク編だけど貴虎さんが出ずっぱりだし耀子とシドの過去にも触れてるあたり実質的にユグドラシルの大人組総ざらいって感じか。なんか話はよくわかんなかったんだけど、たぶんメイキングでも青木くんが自分で言ってたけど戦極凌馬自体が話を引っ張るキャラじゃないからってのが大きい気がする…っていうかプロフェッサーが普通に街中歩いたり全力ダッシュしてたりする時点で違和感がすごいw あの画の違和感で集中できなかった面は否めないw あと画としての話ならプロフェッサーの過去パートのビジュアルがとてもかわいくて良かった!です!!なんか本編時間軸の凌馬と貴虎はあんま萌えないけど、あの若き日のビジュアルの凌馬と貴虎なら萌えられそうw*2あのビジュアルの凌馬が貴虎に対していろいろ拗らせてく様は想像するとたぶん楽しいw 耀子ちゃんの過去もまぁ、というか設定自体はどうかと思うけど「君の中に情熱はない」だっけ?後付け感ハンパないけどもろもろ考えると割と好きだよあれ。私耀子ちゃん結構好きだからね!あとメイキングの佃井ちゃんがめっちゃかわいい。めーーーーっちゃかわいい。あんなにかわいいのに実際は誰より強いんだからな…素晴らしい。

ナックル

これもう見ながらほんっとにどうしようかと思ってたんだけど、鎧武のファイナルの時から薄々気づきつつ、最近もパラノイア・サーカスの時にこれはヤバイかなと思いつつ、気にしないようにしてたんですけど…もうダメだ…ダメだ…いやもう、松田岳さんがかっこいい。無理。ほんっと信じられないくらいにかっこよくて美しくて情熱的でたまらんのですけど…しかも、しかもさぁ、私の中の好きな人マップというか分類として顔はそんな好みじゃないけどそれを上回って余りある身体の美しさとパフォーマンス力つまり高橋颯さんと同じようなやつだからそれ…危険すぎる。もうなんなんですかねこの人。話の内容とかザックがどうこうとかおいといてなんかするたびにいちいちかっこいいわ美しいわでひいいいいってガタガタ震えながら涙目になってたからもうこわい。映像でこんなんなるの久々だよマジこわい*3しゅ、主役ってすごいね…(いまさら)オーディションシーンとか格闘シーンの筋肉もさることながら、ペコを抱きしめた時の手の筋の美しさにギエーッってひっくり返ったし、かと思えばその手をポケットに突っ込んで踊るダンスシーンの上体のこなし方がもう。素晴らしい。ザックのあのポケットに手突っ込こむ踊り方かっこいいよね…というかアレをかっこよく見せられる松田岳さんの上手さあってだわ。かっこいい…。
ザックっていうキャラクターに関してはなんか気づいたらずいぶん役割が大きくなってて、戒斗のバロン離脱とかナックル初変身とかあのあたりでなんかめっちゃかっこいいキャラになってんだけどなんで???って戸惑ってたけどまぁよくわかんねーけどかっこいいものはおいしくいただきますよクルミうまい、程度の認識だし、あと戒斗についてはザックも言ってたけどマジでよくわかんない人だしで*4ザックと戒斗の過去エピソードは全体的になに言ってるのかほっとんどわかんなかったんだけどw それはそれとして最後のダンスシーンはぐっと来るものはあったよね。さすがに並びとしては美しいしなぁ、ビジュアルが。っていうかだから松田岳さんがかっこいいから…から…。組み合わせとしてはペコとの方がクワッてなるけどさぁw だいたいペコがあんなんだからザックのかっこよさが引き立つわね。そういう仕掛けねw アザミさんはよくわかんなかったけど…っていうかあの子がへt(ry)まぁそもそも金田監督の撮り方の問題もあるっつーか監督ほんと凌馬と貴虎といいザックと戒斗といいザックとペコといい、そういうとこの熱さはさっすがじゃん?前述の戒斗とザックのダンスシーンなんかも金田監督ならではの熱量だよ。美しかった。あとデューク編がユグドラシル総ざらいならこっちは「次世代」総ざらい感あるね。ほんとこの話でよくミッチ絡ませたよな!それでちゃんとザック・ミッチ・城之内って3人集めてたのはほんと毛利さん偉い。ゲストの中村龍介くんは個人的に認識したのがファウストなんで、河合くんの友達だと思ってるフシがあるからすげぇ微妙な気持ちで見てたけどw でも非常に納得感はあるキャスティングだったよ。しかしバロンになるとは思わなかったな…あれバロンファン的にはどうなんだろうな。


どうも4号に続いてるっぽいからそっち見てからいろいろ考えようとしたら、4号の方がすごかったんで正直こっちの記憶が飛んでますけど…えーっと、とりあえずひとつ空は青いよレベルのことを言うけど、及川光博ってマジかっこいいな。ミッチーがメットオフしてマフラーたなびかせてるだけでアホみたいに画になる。すげぇ。こっちもこっちでいろんな人がいろんなとこで別れて行動してるせいで話も視点も微妙にとっ散らかってる気がするけど、まぁなんとなく楽しかったのはたぶん私がゼロノスも剣も好きだからだよな。お久しぶりの侑斗とちゃんなか!ちょー懐かしかったしデネブも相変わらずで嬉しかったけどさすがに侑斗はいくつの設定なの…?とは思ったw お前まだしいたけ食べられないのかよ!剣勢についてはまぁ…橘さんが味方になったところで不安感がすごい…w っていうか剣のひとたちなら声かければ全員出てくれそうな気がするんだけど、まぁでもそこまでやるとなんの映画なのかわかんなくなるのかな。まぁそれはそれで。そこのレンゲルもそうだしなによりしれっと悪役側にいるディケイドのビジュアル的な説得力がヤバイw わかるー睦月はあっさり洗脳されそうだし士くんは平気な顔してそっちにいそうー!w 内容的にはだいぶハァ???って感じだったしレースシーンが思ってたんとちゃうしあとレースしてるとこでゆっくり喋ってるとこの緊張感のなさはそれでいいのか感あったけど歴史改変マシーンとか歴史改変ビームとか言われるとわりといろんなことがどうでもよくなるな!この語感のヤバさは絶対わざとやってんだろな~。あと私これにニンニンのみなさんが出てることをすっかり忘れてたんでめっちゃびっくりした…私の知らないニンニンジャーがまだここにあった…w まぁどうってことない出番だったけどなんとなくノリで馴染んじゃってるあたりはさすがだよなw


私これ3号のオマケなのかな程度の認識だったんだけど実際見たらこっちの方がヤバかったんですけど…一体どうなっているの…なんだろうなこれたぶん主題歌がいいのはある気はするけどさぁ!?ぶっちゃけライダーシリーズにおける松岡充氏のあれこれは本人の思い入れが強すぎて若干引いてる部分もあるんだけど4号のこの曲はすごい…すげぇ“画になる”曲だよ、「time」。あれが最後に流れるとちょっとグワっとくるものがあって、2話まではなんでだろうって思ってたけど3話見て納得した。だってこれ555の、乾巧の話なんだもん。555本編の、あの青く燃え尽きてしまった灰がサラサラと流れて行くような空気感に合いすぎてるんだあの曲。あかん…。「Double Standard」とメドレーにして聞きたい。泣く。私結構555好きだからね!自分でもたまに忘れてるけど!!しかしほんとこれは人選と構成の妙だよなぁ。3号での剛の死が前提としてあって、剛や進ノ介の死がスイッチとなる描写があることでそのふたりの関係の中心にいる霧子がキーであると疑わせない。んでまた出てくるのが時を行き来する手段を持つ侑斗=問題の解決手段を提供する役割、一度既に「死」を経ている巧=生死の境界線上を知る者として霧子や剛の思い・ドラマに説得力を持たせる役割…と見せかけておいて、その実すべての中心は巧だったっていう、さぁ!まぁ海堂がいるあたりからしてヒントは出ていなくもないんだけど、だって2話まで時点でも霧子のヒロイン性を根拠とした話としてちゃんと成立してんだもん。そもそも私はドライブは剛が出てきてしばらくのあの3人で話が回ってる期間が一番好きだったからね、その時点で楽しいんだけど。そしたらそのドライブ組のトライアングルを中心とした熱い想いと戦いの物語と思わせて、その彼らの…たぶん現役ならではでもある、あの熱量の後ろからふっと顔を出す555の匂い、死と灰色の匂いが…もう…さぁ…ハァ!?って感じですよ!!しらくらさん一体なに考えてんのありがとうございます!?!(混乱)なんかさー、555というか乾巧の後日談としては一昨年の昭和vs平成もまぁなるほどな~!って感じではあったんだけど、あれはなんていうか本編とは少し違う世界線っぽかったんだよ。っていうか、ほとんど確定していた死の匂いを無理矢理払拭した上で延長したような。その意味では今回はよりあの本編の匂いを、死と灰色の匂いを色濃く残していたっつーか。まぁ死んでるんですけど…何度も死んでるんですけどみんな…「草加、木場」って名前出てきたのもすげぇドキっとしたしさぁ…あんなん555知らないとわかんないじゃん!?しかも公開当時はまだそうじゃなかったけど今見るとなぁ…実際に泉くんがいない世界だって思うと余計呻きながら頭を抱えてしまうよ。ほんとなんか久しぶりに感情としても構成としてもこねくりまわしがいのあるやつでしたよこれ。すごかった。よく考えたらっつーか現役ライダーとして剛のこの扱い方はどうなんだと思わないでもないし、ほんと我々(古参またはガチおたく)が一番楽しいやつだけど大丈夫なん?とは思うけど…。あと細かい話をしとくとこっちの敵ライダーはダキバと王蛇はともかく、バ、バロン…う、うん…まぁ…ぼっちゃま!?ぼっちゃま!?…う、うーん…?って感じだなw カブト組ならダブトか地獄兄弟じゃダメだったんか。地獄兄弟はディケイドで使ってるからかしら?

*1:私は好きなものもあるけどさぁ

*2:久保田さんあんまり若作りできてないけどw

*3:現場ではたまにある

*4:ザックがわかんないなら誰もわかんないと思うし、でもだからこそザックはあのポジションにいれたんだろうなというのはなんとなくわかる