Can't take my Eyes off …Who?

There's nothing else to compare

#私のオススメSideM楽曲10選

楽しそうな企画があったのですべりこみします。

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かつていろんな楽曲大賞でブイブイ(?)言わせていた私としては久々にしっかり怪文書を書くつもりだったけど、書きたいことちゃんと全部書けたかちょっとわからない。でもまぁ怪文書度はそこそこだと思います…


今回企画としてのレギュレーションはゆるめですが、範囲を広げすぎると自分が選べないので個人的にレギュレーションを設けています。
・どこかしらでフルバージョンが公開済みの楽曲(配信限定曲、ライブ限定盤、ライブ披露のみも含む)
・Vo違いや歌唱者違い(ソロVer.やユニットVer.、ファンコン交換曲など)は考慮しない


あと一応考えるにあたっての軸にしていた評定項目はざっとこんな感じ。
A)楽曲としての好み
B)楽曲自体の質・完成度
C)SideMにおける文脈や位置づけ
D)アイドルのもつ文脈や位置づけ
E)パッション!!!
キャストのライブパフォーマンスや関連ストーリーの評価とはなるべく切り離して…考え…たい…(切り離せるとは言ってない)少なくともキャストではなく“アイドル”の曲として考えたいなぁ、と思っていたつもり。
一応は好きな曲のベスト10ではないんだけど、結果的に私とSideMの関わり方というか、私の思うSideMらしさや私とSideMの歴史を振り返りながら選んだようなラインナップになったかも。
ただし結構よくわかんないことも言ってるし途中だいぶ口が悪い…けどまぁなるべく“自分の”気持ちを書いたつもりです。


Bet your intuition! / FRAME & S.E.M & Legenders

ブラスがファンファン鳴っててピアノがおしゃれな曲ってみんな好きじゃないですか?私は大好きです。
全員成人ユニット(リリース当時は想楽くんのみ未成年)による大人の“本気”を感じる曲。モチーフとしてはカードゲーム、それもおそらくは賭け事を用いつつ、“今”に賭けてここにいる人たちの覚悟を重ね合わせるような構成が最高にカッコいい。過去の立場や職業があってもなお、何かしらの信念や直感に従って賭けに出てアイドルになった人たちだからこその力強さが響く。
ところで私は某アイドルグループのみなさんによるSexyの薫陶を受けている方の人間なんですけど。この曲に滲む色気さって割と彼らの言っていたSexyさに近いというか。一般化すると「charm」の方に近いのかな。本気で向き合って本気の覚悟で飛び込んでいる人から滲む、その人の“らしさ“に由来するセクシーさのある曲だし、そういう見せ方がSideMには多いように感じている。その意味では誠司さんやクリスさんの在り様が一番セクシーに感じる瞬間がある曲だなと思う。

勇敢なるキミへ / FRAME

イントロの入りからAメロのつなぎ方、Bメロに入ってくるコーラスまでもう完璧なスーパー戦隊主題歌の構成です。私は10年くらいスーパー戦隊仮面ライダーのおたくをやっていたのでわかります。曲中で戦隊名のコールするのも超英雄祭で毎年見るやつです。
あとTwi…Xにいるおたくはだいたいみんな桃太郎戦隊ドンブラザーズを見てたと思うんですけど(主語デカ)、あれの脚本書いてる人(ヒーローもの30年以上書いてる人)の描くヒーローってこう、いわゆる「正義のヒーロー」らしい模範的な行動ばかりを取るわけじゃないけど、いざというときに思わず体が動いて誰かを助けてしまうタイプの人間をヒーローとして描いてるわけですよ。ここまで読んでくれた人は歌い出しの歌詞をもう一度読み返しましょう。あまりにも完璧なヒーローの文脈。というかFRAMEの方がよっぽど普段からヒーローしてるので…

MOON NIGHTのせいにして / DRAMATIC STARS

初心者向けレコメンドでも必ず出てくるしいろんなところでさんざんオススメされまくっているので私が取り上げなくてもどこかの誰かが絶対にオススメしているであろうことは知っている。知っているので私が今挙げなくてもいいのも知ってるんですが、この企画を選定するあたってのピックアップ作業をしている段階でイントロ聞いた瞬間に体温2度くらい上がったので抗えなかった。マジで好き。マジで名曲。
この曲との初邂逅はおそらくいつかのNHKラジオのアイマス三昧で、その時もおもしれー曲だなー!くらいには思ってたんですが。SideMにハマってからリリースされてた曲を聞き始めてから改めて対峙して、イントロ流れて2秒で「いや~~~~~こんなん絶対好きじゃんだめだよ~~~~~」ってなった。即負けた。やや古臭いケレン味や若干意味がわからないトンチキ感も含めて、盛り上げることに特化させた要素のすべてがめちゃくちゃいい。
付記しておくなら私はサイスタ出のPで6thより前のライブ映像はいっこも見てないです。シンプルに本当に曲が強いんだよこれ。

Secret Light / Legenders & C.FIRST

SideMの楽曲群は媒体の性質ゆえかあるいはコンテンツの切り口ゆえか、どうしてもアイドルないしはユニットの物語が曲に乗りすぎるきらいがあり…それも良さの一つではあるんだけど、ちょっとこう、重いな…って思うこともなくはなくてですね…
そこへ来て最近参加してくれているSafari Natsukawa/春川仁志チームの楽曲は、アイドルの個性からもう少し自由なところで作られているように感じる。商業作家的で、まぁ3次元アイドルのおたくやってた年月の方が遥かに長い私としてはこういうスタンスの方がむしろ実在性があってしっくりくる面がある。中でもこの曲に関してはアイドル自身がステージに立つ「F@NTASTIC COMBINATION LIVE」由来の曲であり、よりアイドル自身の“文脈”に寄りかかりすぎないカッコよさを透過してくれているようにも感じた。曲が喋りすぎない感覚、とでもいうのかな。一応、歌詞の各フレーズをアイドルの個性に乗せて読み解く見方もできなくもないけど、私としてはあまりそこに固執しなくても十分な曲だし、十分にカッコよくてエモくて強いタイプの曲を好きなユニットが歌っているのが楽しい。

Rainy Memories / DRAMATIC STARS

この企画を目にして考えたときに真っ先に出てきたのがこの曲。本当~~~~~に好きすぎる。それこそ3次元アイドルでもたくさん見てきたようなタイプの曲で、世間的な知名度は低いけどオタクの間ではめちゃくちゃ人気が出るようなアイドル楽曲としての完成度がすごい。やっぱりオタクは好きな人たちの色々な表情が見れると嬉しいわけなので、誰かとの恋を見せつけられなくても失恋した表情を見られる失恋曲はアイドル楽曲の醍醐味のひとつですよ。
そしてまたなぁ…DRAMATIC STARSの皆さんの歌がうまいので…本当にうますぎるので感情移入しすぎて若干具合が悪くなりそうなくらいにうまい。あとこの曲に限らないけど、声自体が金管楽器と弦楽器と木管楽器のようなタイプの違いがある3人なので、ユニゾンで生まれる厚みがふつうの3人歌唱のそれを超えているように感じられる。その厚みによって曲の持つ感傷がより深く突き刺さってくる強度がある。
あと失恋曲は失恋曲だけど、“痛みに思い出を奪わせたりしない”の“桜庭薫”感とかめちゃくちゃすごいじゃん…アイドル個人に寄り過ぎない、だけど彼らが歌う意味・意図が明確という点でのバランス感覚もものすごい曲だと思う。

スカイスケープノート / 柏木翼

メンバーの名前が入った歌詞なんてオタクみんな好きじゃないですか?私は大好きです。
DRAMATIC STARSにおけるメンバー名歌詞はすでに「ARRIVE TO STAR」という金字塔があり私も大好きなんですけど、それぞれで自分の名前のパートを担当してるあの曲に対して、ソロ曲でメンバーの名前が入ってくることでさらにグッときてしまう…
というか、SideMの曲でひたすらに美しい言葉の並びを見ると嬉しくなる。叙情的な表現のひとつひとつがフラットでありながら美しくて…あと、1曲めのソロをあげるまでもなくユニット曲でも時折出てくる“翼“という言葉が実は2番サビにしかなくて、他は“羽”で通しているのをそこだけ“翼”にした上でのあの歌詞の展開になっているあたりにもテクニックを感じて唸る。柏木翼くんの持ってる強さにしっかりとフォーカスしつつもこういう技が組み込まれた構成のうまさで、より胸に響くものがある。新ソロシリーズとして銘打たれている「49ELEMENTS」の最後尾に来たこの曲にこれからのSideM曲の飛び方を方向づける尾翼の役割を勝手に見出してしまいたくなってしまう。けど、シンプルに本当に曲も歌唱も美しいので好きです…

True Horizon / 315 STARS(天ヶ瀬冬馬、天道輝、天峰秀)

この曲に対する私の感傷は合同ライブの感想文で記載済み。記事自体が長すぎてアレなんですがスクロールして見覚えのあるスクショが出てきたあたりで止めてくれればそのへんですw
上記記事では一部ふわっとさせて書いてるけど…もうこの状況なので口さがなく言ってしまいますがサイスタ稼働当時、サイスタやアイドルに関してパブサすると結構な確率で「モバと描き方が違うからダメ」「サイスタのアイドルは別人」「クラファ推したいだけならうちのアイドル使うな」「サイスタみたいなレベルの低いストーリーとゲームで満足してるオタクに入ってきてほしくない」みたいなこと言ってる人がそこそこいたじゃん。まぁわざわざパブサしてるこっちが悪いし特にひどい人は早々に先行ブロックしたし、今更、ネガ意見見たくないです><みたいな繊細さを持ち合わせてもいないけどさ。…そこまで繊細でもないけど、たぶんまぁ、サイスタに関してはかなり“わかりやすい方”を接種してんのかもなぁみたいな感覚はないでもなかった。そこまで言わなくともどうしても「モバを読んでもらわないと…」ってスタンスの人も多かったし。
なのでどうしてもこう、これまで続いていた地平とは違うところに立っているのかも、みたいな、足元がおぼつかない感覚があったのを引き留めてくれたのがこの曲だったように思う。SideMにおいてそれぞれに少しずつ違う領域を背負っている冬馬・輝・秀が歌っていることもそうだし、あくまで目指す先は未来にあると再確認させてくれるような。私が立ってる場所が正しい地平なんだよな!!って堂々と言わせてくれる力をもらった。
あと今見るとミリオンライブの「REFRAIN REL@TION」でAPかっしーが言ってたことも少し連想するね。曰く、何度でもプロデューサーに出会うからミリオンライブ…みたいなニュアンスだったかな。

何度だって今を 君との約束にするよ
未来への一歩 New Startin' Line

何度出会ってもアイドルの根幹にある魂は同じだって信じて愛することでだってちゃんと成立するんだよ、SideMはアイドルマスターなので。

Our Colorful Stage!!! / 315 STARS(DRAMATIC LIVE STAGE)

サビ中で転調する曲なんてみんな好きじゃないですか?私は大好きです。
サイステに対する私の評価は、舞台演劇好きとしては思うところが死ぬほどあるんだけど、SideMの展開としては本当に本当にやってくれて良かった、見て良かったと思う。曲の中で表現してくれるキャストのライブや、画面越しの切り取られたやりとりでは知り得なかった立体を持ったアイドルの姿を目の当たりに出来た。輝のガサツさ、四季のうるささ、春名の爆モテ力等々が具体性を持って常に目の前にある説得力ったらない。その立体感が、私が知っているアイドルたちのあんなところやこんな発言やあんな表情と結びついていく感覚は本当に稀有で新鮮で、その感覚のまま聞いたこの曲のきらめきも強く印象に刻み込まれている。
舞台仕様として作られた曲なので“俺たちにしかできない とっておきをこのステージで”はメタ的な「舞台演劇で」という意味合いも強いと思うんだけど、当たり前にいつものアイドルたちを具現化してくれたすべての仕掛けのおかげで、ちゃんと315プロのライブの終盤曲として効いているのも良い。もう一度あのステージのアイドルたちに出会いたいなと思わずにはいられないです。

GO NEXT / 天峰秀

1曲まるまる好きなアイドルの好きな声が聞けるの楽しすぎない???
設定上はどうかわからないけど、私はこれは秀が自分で作っている曲だと信じているんですが。アイドルとして初めて世に出す自分のソロにあたって、わかりやすく技巧をこらしたメロディや流行りのギュッとつまったBPMの曲にはせずにこんな余裕のある曲を作ってくる天峰秀の気の強さがたまらん。自分の感性に対する信頼が強いんだよな秀は。しかもサビの入りが“誰かじゃなく 俺に生まれたから”って!!!“俺に生まれたから”って!!!本当に小生意気で意思が強くて好きです。
とはいえ私としては歌詞における肝はBメロだと思っています。

All okay
自分に言い聞かせながら
前途多難も
余裕! 楽しもう

曲の話から少し離れるけど、ポータルサイトのストーリー「この世界の主人公」に対する他のPちゃんたちの感想読んでて本当にびっくりしたのが「秀って本気で自分を天才だと思ってるんじゃなくて言い聞かせてる方だったんだ…」って反応がめちゃくちゃあったのが、え!?今!?!ってなってたのよ。だって私は秀のそういうところこそが好きなので…そんなのとっくにみんな知ってるもんだと思ってたから…とはいえどこで描かれてたかって言えば、たぶんこの曲の上述の歌詞と、エピゼロ1話の最後くらいかもしれない。

(こんな風に他人を頼るのは初めてだ。 でも……カッコ悪いだなんて、言ってられない)
(お前は天才なんだろ、天峰秀。 だったら、行動してみせろよ!)

クラファのエピゼロ1話なんかサイスタやってたPはほとんどみんな読んでるだろうに、なんならクラファPでも百々人や鋭心のPだと結構同じ反応の人も多かったから、いや~「担当P」ってこういうことか…って変に実感してしまったんだけど。自分の感性にはしっかり自信がありつつ、時には大口を叩いて自分を鼓舞して、それに見合う努力も当然する、理想はそのための指針であり夢物語のキレイゴトじゃないって信じて進める秀の今の強さと眩さを明朗に体現している曲だと思います。

ハートフル・パトローラー / 握野英雄

1曲まるまる好きなアイドルの好きな声が(略)
英雄のソロは2曲とも本当に良くて…どちらも彼のやりたいことがどストレートに表現されていて彼自身のパーソナリティに直接触れているような気すらする。というかSideMのソロはわりとそういうのが多い。多いんだけど、なんだろう、こう、普通は自分の気持ちの話になるんだけどそういうのは…その結果がPでもファンでもない、どこかにいる子どもたち、っていう明確な対象を絞ったメッセージになるのが若干異質でもあって、彼の想いの強さを否応なく目の当たりにしている感覚になる。
そしてソロ2曲ともほんとうにそうなので本来甲乙付け難いんですけど、まぁ先に知っていたこちらで。というのも私はミリオンライブP歴の方が長いサイスタ出Pですがこの曲はポプマスくんで出会っており…SideMのことまだ何も知らなかった頃にポプマスで初めてFRAMEに触れ、まじでなにも知らないタイミングでたまたま引いた英雄の声が好きすぎてレギュラー用Daデッキに入れていた。そしてこの曲が楽曲ショップに入った瞬間に取得して歌声も好きすぎて早々に100回使い切った(ポプマスは各楽曲をプレイした回数でボーナスがもらえて上限が100回だった)色々あったけどポプマスがなかったら、あそこで英雄に触れてなかったらサイスタをサービス開始と同時に始めてなかった気がする。






以下次点として最後まで悩んでいた曲たち。
というかこの前に、さらに好きな曲リストアップした段階では70曲くらいあった。


★Reason!
★Resonate Blessing
★Multiple Entertainment Show!
★Trust me now
★Dramatic Anthem
THIS IS IT
★ARRIVE TO STAR
★ONE to DREAM!
★アトモスフィア
★Change to Chance
★Time Before Time
★FOCUS ON YOUR LIFE
★Radiant Letter
★Inner Dignity
★Journey JOY Blend
★Beyond the Dream