Can't take my Eyes off …Who?

There's nothing else to compare

照れてばかり言えないのさ

北山宏光くんのお誕生日会、および北山くんと藤ヶ谷くんのはなし。



藤北曲のパフォーマンスとしての感想は前の記事の最後に書いた通りなのですが、私としてはその前のところからだいぶ動揺していてね…
今回は曲はそれなりに予習してったけど、中身については『宮玉が結婚しているらしい』というひどい要約の知識しかない状態で臨んでいたのでw 「証」の前のやりとりについても全っ然知らなくて、なんかその一言一句に対して「ハァ!?」ってずっとね…ほとんどキレてたからね…

ハァー!?かわいいんだけど!?(キレ)
この日からオーラスまでの分のレポも毎日見て毎日キレてたんだけどw そもそも私が藤北にかわいいとか思ってる時点でおかしいから。今更そんなこと思うとか予想外すぎてもう。
ほんと、ふたりしてギター抱えた状態での、あまりにふわふわ、ゆるーっとした会話にちょっと泣きそうにすらなってたからね私w そーれでその会話の様子を見てふと脳裏を過った単語がねー「クリエ」でねー…別に私、藤北クリエ見てはないんだけどw なんとなくあの当時、メディアとかグループで居る時に見ていた藤北の姿と、クリエレポの中で描かれてた藤北の姿があまりにかけ離れていたというか、あれっいまあなたたちそんな感じだったっけ!?って思った印象がすごくあってさぁ。なんかその時のレポから受けた“そんな感じ”があんな感じだったんじゃ…?って急にね、思ったんだよね。見てないから妄想と憶測だけど。


そしてそれを経てのお誕生日サプライズ。一応経緯を記しておくと

  • 開演前にモニターにサプライズ企画の指示。要約すると「『サクラヒラリ』の曲中、ペンライトでウェーブをする場面があるので、座席にシールが貼られている人は色を変えないでください」とのこと
  • 「サクラヒラリ」の曲はじまるあたりからあからさまにソワソワしているメンバー(特に藤ヶ谷くん)
  • いざウェーブをすると、スタンド2階に「ヒロミツ」1階に「オメデトウ」の文字が浮かぶ。わけがわからないよみたいな顔をしている北山くん
  • そのまま曲が中断して、ハッピーバースデーの音楽に乗せて大きな箱を運んでくる藤ヶ谷くんと横尾くん
  • 箱を開けると北山くんの写真がプリントされただいぶ大きいケーキ
  • 北山「なにこれ!?ギョーザ乗ってる!チャーシュー!」
  • 藤ヶ谷「ちなみにこれ(ケーキ)注文と予約と、デザインはオレ」客「えええええ!?」藤ヶ谷「や、節目だから」
  • 藤ヶ谷「写真も、何百枚の中からオレが選びました」客「えええええ!?」藤ヶ谷「北山宏光ファンが見たいクールな北山と、キュートな北山」
  • 北山「ギョーザとチャーシューも?」藤ヶ谷「北山ラーメン好きっしょ?」
  • 二階堂「ミツ、MCとかちょっと期待した?オレ誕生日なのに~!とか!」北山「…いやまったく?」二階堂「ウソ!ウソ絶対思った!」宮田「正直に!」北山「…してた」
  • ケーキのろうそく(7本)に火をつけて、もういちどハッピーバースデーの歌をみんなで歌ってろうそくを吹き消す
  • ケーキの台の下をごそごそして何かを取り出す藤ヶ谷くん。「あとこれ…個人的にプレゼントあるんだけど」客「!?!?!」藤ヶ谷「30だからケーキと合わせて3つ」
  • 北山くんが受け取ると、「見せてー!」とせがむ客。藤ヶ谷「いやそれはさすがにちょっと恥ずかしくね!?」
  • ヒントだけ… 北山「黒い箱です!!」

…ものすごーくニュアンスだけど!!そして客のリアクションみたいに書いてるのはだいたい私のリアクションだ!!
ポイントはいろいろあるけど、とにかく私が衝撃を受けたのは「節目だから」って言葉なんだよね。すごくサラっと言ってたし、メンバーからも特に突っ込まれてはなかったんだけど。
一応さぁ?私もあの人たち10年以上見てるからさぁ?その間には紆余曲折波乱万丈あったことも、多少なり感じ取って来たつもりだからさぁ…現状がどうなのかは正直もう知らないことの方が多いんだけど、それでも、いろいろ経ての今、諸々を経た“ツートップ”シンメの年下の方が、30代を迎える相方のために誕生日のサプライズを用意して祝福していることがとても果てしない話のように思えて。なんか、いろいろあったんだろうけど、長くやってればこういう未来もあるんだなぁと…。

“ツートップ”とは言ったものの、私はもともとあのふたりを、例えば“最高”とか“最強”とか“至高”のふたりーみたいに思ったことってあんまなかったし、今なんかシンメかどうか怪しいとも思ってはいる、そしてデビュー後の二枚看板としてはどっちかと言えばたまがやなんだろうなとも思う、けど。だけどやっぱり“藤北”には確実に、10年やってるだけの重み、貫禄みたいなものってあるんだよね。それこそ今回のパフォーマンスで見せた圧倒的な自己演出力とそれに伴う求心力は他のどのペアでも今のところ太刀打ちできてないし、その求心力自体がグループの求心力にもなってるところ、そこは昔っからずっと変わってないなって。あの感じは他所のグループではちょっと見たことないんだよなぁ。運命共同体じみた物語とか、公私を超えて仲がいいとか、単に見た目にものすごく華があるとか、事務所から特別な椅子を用意されてるとか、そういうのじゃないのにあそこまでグループの方向性を知らず知らずのうちに決定づけてしまうようなふたりを私は他に知らない。
しかしこっからが私の感傷のめんどくさいところなんだけどw あの求心力・エネルギーを良く言われてるような“ビジネス”としての相性の良さと解釈してしまえば楽なんだろうけど、なんか私はたぶんそれだけじゃないだろうって信じてるとこがあって。そりゃまぁ友人関係として良好な関係かって言われると絶対違うだろうし、お互いがお互いに対して理解できないことだって山のようにあるだろうなとは思ってるけど。どうしてもね、自分が最初に印象に残ったものが刷り込まれてるからさぁ。ピヨピヨ。
いやぁーほんとさぁー高校生とかそこらのころのさぁーわけわかってない時期の文章とか発言が延々記録として残り続けるのってアイドルってほんと大変だなぁかわいそうだなぁとは思うんだけどさぁ~(とか言いつつ晒す)

僕よりふたつもお兄さんの北山は、一見お調子ものですが、助けてもらうことも多く、いつも感謝しています。
これからも頼りにしています。兄貴!
あなたのかわいいかわいい弟より!
2004年12月放送「ザ少年倶楽部」『あなたにお手紙書きましょう』

2004年12月放送、つまり収録は2004年11月ですね。大差ないけど。高校2年生と大学1年生だった頃。番組内のコーナーだしそこに多少のリップサービスが含まれるのは今も昔も変わらないんだけど、私のあのふたりへの最初のインパクトはこの時のお手紙だよ。嵐コンのホテルで一緒にバカやって、ぎゃーぎゃー騒いでたような。小学生の時に事務所に入ってやっとつかんだひとつのチャンスに必死になってた藤ヶ谷と、高校生で入ってきて少しだけ大人な目線でまわりを見ていた北山。そのふたりが多少のぎこちなさも伴いつつ、だけどちゃんとお互いを慕ってたんだろうと思えたあの感じ。この頃はグループでは年少組だった藤ヶ谷も次の年には年長組になるし、まわりの状況が変わるにつれていろんなことが変わってったけど。私がいちばんあのふたりのことを見てた時期、それはあらゆる意味で最悪だったような時期も含むけど、その時期だって私の頭の片隅にはずーっとこのときのやりとりがあった。たぶんこんなやりとり、子供のときの思い出みたいなものなんだろうなって諦めもありつつも、なんかずっと忘れられなかったんだよね。たぶん担当でもなんでもないから余計かなー、取得してる情報量がそんなに多くないから、インパクトの大きい物が押し流されないままずーっと底の部分に沈んでる、みたいな。そして私のフィルターの底に沈んでいたそれが、ふたりの間にもまだ沈んでいたならいいな、って。片隅の片隅で変な希望というか願望を抱いてた。
まぁ一応ね、基本私の勝手な願望ではあるけど、まったくもってありえない妄想や妄執でもないんじゃないかって思ったできごとはこれまでも合間にいくつかあって…えびきすコンのMCとかさ。ふたりだけでしょーもない話で盛り上がって塚ちゃんにぶった切られたのとか鮮明に覚えてるけどw あの時もきっと状況がそうさせてたんだろうなってのはあるよね今思うと。毎回先輩とか後輩とか誰かの家族とか来てたしな…。でもそれも別の機会では、びっくりするくらいそっけなかったり噛み合ってなかったりするので、振り回されるのもめんどくさくてあんまり考えないようにしてきたところはある、かな。
そんなこんなしてるうちにキスマイ自体あんまり追いかけなくなってたし前述のように看板が掛け変わった感じもあったし、特段あのふたりに特別感も抱いてなかったんだわ最近は。まぁ歌番組とか見れば相変わらずグループとしてのカラーはふたりの力が強いなとは思ってたけど、他のメンバーもそれぞれの特性をけっこうきちんと出すようになってきたしさ。特にたまちゃんとか…ある意味横尾さんもだけど?あとツイッターとかやってると、なんとなく色々落ち着いてきたのかなーみたいな話も目に入ってたから。それこそ普通に“ビジネス”の、お仕事としての大人のパートナー関係になってるならそれはそれで面白いかなぁって思っていたりもして。

だけどいざ2年ぶりに見に行ったらドームの真ん中でめっちゃゆるゆるトークしてるしかと思えばパフォーマンスの求心力は相変わらずダントツだし、いろんな方向から少しづつ裏切られてたところで、トドメのバースデーサプライズだよね。今さらあんな、“ビジネス”じゃない、グループのフロントや軸や大人のパートナーとしてのふたりじゃない顔が見れるとか…不意打ちすぎた。またなんかその時の顔もさぁ…北山は相変わらずのげっ歯類系ロリな顔立ちなのにびっくりしたせいかだいぶ微妙なオッサン顔になってる奇跡のロリおじさんだし、藤ヶ谷はもうサプライズ前からソワソワしてていざ成功してからもずーっとほっぺたの高いところがうれしそうにテカテカしてんだもん。私藤ヶ谷がうれしそうなときの、あのたこやきほっぺがテカテカしてるのがめっちゃ好きなんだよね。あのテカテカはほんとずっと変わんないね。たぶん照れもあるのかそんなに大きく破顔して笑うみたいな感じではなかったけど、とにかくほっぺたがテカテカしててうれしいのだだ漏れだったから…!なんで今とかどうしてとかなんの営業?とか邪推しようと思えばできるだろうなっていう考えも一瞬過ったけど、あの北山のきょとんとした顔と藤ヶ谷のうれしそうな顔を見て「節目だから」っていう言葉を聞いたら、あーたぶん30歳で節目で少し特別だから、ちゃんとお祝いしよう、伝えようって、きっと藤ヶ谷らしい真面目さで思ったんだろうなぁって。そこに伴う周りの雑音とかも想定できなかったわけじゃないんだろうけど、たぶんそういうのとは関係ないところで素直に実行してきたところに、いろんなものが私の刷り込みのポイントまで回帰してったような気がしてほんっと感慨深かった。
しかしその藤ヶ谷さん渾身の気持ちの入ったケーキを見た北山のひとことめがギョーザだかチャーシューだったもんだからほんと…まぁすごい安心したけどw ほんとにあいつは鈍感昭和男子だな!藤ヶ谷さんの方も“キュート”部門が幼稚園児コスプレになるセンスはある意味相変わらずだしある意味いちばん衝撃的だったんでほんと、絶妙におかしいバランスだよなぁ…w あと個人的なプレゼントなんか楽屋でやればいいのに客前じゃないとやれない甘酸っぱさもたまらなかったし、そんなことしたら絶対見せてって言われるに決まってるのにおそらく本気で想定してなかったツメの甘さっていうかファン心理の読みの甘さもほんとうにキスマイっぽいし藤ヶ谷っぽいねw 結果おたくはそれで沸くのでなんでもいいんだろうけどw なーんかそういう変なところは変なままでポンっとふたりの間でだけ素直になっちゃった感じもあって、お誕生日会はめちゃくちゃ楽しかったです。これがあのふたりの間で続くのかどうか知らないしもしかしてやっぱりあの日の特別感がそうさせていたのかなって気もするけど、なんかとにかくそんなことができるくらいのとこへぐるっと一周してきた感がハンパなかったんで、またそのうちゆるーっと見せてもらえたらちょっとうれしいな。


(2015/10/05追記)
9/23付のキスログを見た時も大概だ\(^o^)/と思ったけどうまく話にまとめられないから触れなかったのに!!もうだめこれは耐えられん。


ハァ!?なんなの!?(キレ)
「言っちゃって良かったかな?」じゃねええええええお前が言いたくない素振りを見せてたからみっちゃんが機転効かせて「すべてが見れると思ったら大間違いだ!」ってフォローしてくれたんでしょうが!!それが何!?実は優越感を味わいたくて言わなかったわけ!?は!?おたく相手になんの優越感だよ~も~めんどくさい~!!“トクベツ☆”大好きなあのギャルめんどくさい~!!それで結局浮かれて黙ってられないんだからほんっっと…!!ほんっっっっと…!!(ことばにならない)
なんかちょっとしんみりしたこと考えたりもしてたけどそういえば私藤ヶ谷って櫻井担時代はここぞという時に主張してくる同担だったし河合担時代は自担といちゃいちゃしてるヤツ(ギャル)だったしで基本ライバル視していたのだった…なんかその感覚思い出した…まぁライバル視って言ってもそんな本気じゃなくて基本地団駄踏みながら爆笑してるみたいな感じだったけどw なんか、あーそうか私たち知らない間に当て馬にされてたんだな~って思うとまた地団駄踏みたくなるわコレ…w あいつなんなのほんとむかつく…w
まぁでもね…なんか5万5千人当て馬にするくらいにはやっぱ北山くんのこと特別に考えてるんだよなぁ藤ヶ谷くん!って思うと安易に萌えられるからいいかなぁって思っておくことにするわw それこそもっと若い頃だったらそれすら認めようとしなかったかもしれないし。だってもうその、翌日の気恥ずかしさすら楽しいんだろどうせ?みたいな気持ちだもん。しかも「空気感で“ああ”って(笑)」って、絶対“ああ”じゃないでしょ?絶対藤ヶ谷はニヤニヤしてたし絶対北山はそわそわしてたし絶対変なとこで目合わせたり逸らしたりしてたんでしょお互いに?それくらい私でも想像つくよ?はーこっ恥ずかしいわーほんとー。ばかじゃないの。超楽しいよ!ばーかばーか!!